病院からのお知らせ病院からのお知らせ

  • おしらせ
  • 2015.09.14

地域包括ケア病床新設のお知らせ

当院では、平成27年9月1日から3病棟に地域包括ケア病床(7床)を新設しました。
地域包括ケア病床とは、急性期治療が終了し、すぐに在宅や施設へ移るには不安のある患者さまに対して、主治医、看護師、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカー等が協力して在宅支援を行い、在宅復帰を目指す病床です。

地域包括ケア病床とは?

急性期治療を経過し病状が安定したが、引き続き在宅復帰等へ向けて治療・看護・リハビリ等を行い、安心して退院していただけるように在宅支援を行うことを目的とした「在宅復帰支援のための病床」です。

どんな場合に入院するのですか?

※在宅あるいは介護施設に復帰予定の方で、主に次のような患者さまが対象です。
①急性期の入院診療(手術・肺炎・発熱・外傷など)により病状は改善したが、もうすこし治療
・経過観察等が必要な方
②入院治療により病状は安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方
③在宅での療養準備が必要な方

病態に応じ入院期間は調整しますが、保険診療上最大60 日までです。
症状が安定しましたら、ご自宅・療養施設におもどりいただきます

地域包括ケア病床の患者さま受入は?

地域包括ケア病床を利用して頂く場合は、一般病棟に入院後、関係する部署で連携し、主治医の判断により患者さまやご家族へ提案させていただき、地域包括ケア病床へ移動し継続入院となります。

入院費について

地域包括ケア病床に入院された場合、入院費の計算方法が通常とは異なり「地域包括ケア入院医療管理料2」を算定いたします。(一部を除く投薬・注射、簡単な処置・検査・画像診断・リハビリ・医学管理料などの費用が含まれます)
※病状の変化により主治医が集中的な治療が必要と判断した場合、一般病棟にお部屋を移動していただくことがあります