ご挨拶
理事長挨拶
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我々、医療法人社団静和会は、札幌市西区琴似、平和、後志支庁蘭越町等の様々な地域において、急性期、亜急性期、回復期、慢性期、在宅支援活動をグループのネットワークを活かし、変化する社会環境と医療・介護に対応させながら地域密着型医療の総合的な実現を目指し歩んで参りました。

この度、開設60周年を期に、今後の新しい医療・介護・地域のニーズに応えるべく、西区八軒の地に、静和記念病院、平和病院を統合、移転致しました。新しい病院は、急性期、亜急性期、地域包括、回復期、慢性期を有し、またこれまでの法人内外の在宅支援を含めた地域連携のネットワークを更に強化することにより、施設完結型、地域完結型医療を実践してまいります。また、地域の皆様が住み慣れた土地で安心して暮らせるため、質の高い医療を提供させて頂き、皆様に必要とされ、信頼される事によって地域貢献の使命を果たしていける様、職員一同誠心誠意努力してゆく所存でございます。

新天地におきましても、皆様のお力添えを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2022年6月

医療法人社団静和会

理事長 川上 雅人

病院長挨拶

2022年4月1日付で静和記念病院長に就任いたしました。

静和記念病院は、これまでに札幌市、特に琴似を中心とした西区の医療に多大なる貢献をしてきた病院で、患者さんからの信頼も厚く地域にしっかりとした基盤を持つ病院です。ゴールデンウイーク明けの5月11日からは、新天地の西区八軒に移転、病床数を195床に拡大し一般病棟から療養病棟まで配置し、包括的な医療が展開できる新「静和記念病院」となりました。現在、コロナ禍を脱し切れていない社会情勢のなかですが、ポストコロナを見据えて、さらに患者さまに信頼されるため、救急医療、発熱外来を充実させました。また消化器癌治療に関しては、診断、治療(手術、抗がん剤治療)、緩和医療まで、当院で完結できる医療を展開すべく、CT、MRIなどの最新機種の導入、手術室、化学療法室、内視鏡室の整備を行い、慶應義塾大学 医学部 腫瘍センター ゲノム医療ユニットと連携し、がん遺伝子検査も導入しています。各診療にあたっては距離的に非常に近くなった北大と連携し、地域に密着した医療を提供できる中核病院を目指していくことを使命と思っております。

これまでの経歴は、1985年に北海道大学を卒業後、北海道大学第一外科に入局し、旭川厚生病院、砂川市立病院、札幌社会保険総合病院(現JCHO北辰病院)で外科の修練し、北大での2年の研究生活の後、釧路労災病院外科部長として地域医療に従事いたしました。 

その後、1998年に北大病院に戻り、時の藤堂教授のもと、肝胆膵疾患、肝癌に対する肝切除を中心とした外科治療、肝移植に携わり、診療教授として2500例を超える肝切除を執刀、指導を行ってきました。今後は、これまでの経験を活かし、さらに研鑽を積みながら病院長としての重責を担わせていただく所存です。

歴史ある静和記念病院の礎のもとに、高い適応力をもって、スタッフ一同でチーム医療を実践し先進的な最高の医療を提供することに誠心誠意尽くしていきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2022年6月

静和記念病院 病院長 神山 俊哉

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