遺伝子解析で切り拓く、 次世代のがん治療
- がん遺伝子検査
- ご自身のがんの原因となる遺伝子をがん遺伝子検査し明らかにすることで、より適した治療薬の情報を得ることが可能となり、辛い副作用の軽減や症状の緩和が期待できます。
- 全て自由診療
- 当院で受けられるがん遺伝子検査
(病理組織を用いる検査)
※現在、諸事情によりプレシジョン検査は実施しておりません。
予めご了承ください。
(病理組織を用いる検査)
(血液を用いる検査)
※初診料別
遺伝子解析で切り拓く、 次世代のがん治療
(病理組織を用いる検査)
※現在、諸事情によりプレシジョン検査は実施しておりません。
予めご了承ください。
(病理組織を用いる検査)
(血液を用いる検査)
※初診料別
がん遺伝子を検査し がん治療の副作用の軽減に期待
慶應義塾大学病院 腫瘍センター
ゲノム医療ユニットと連携して
実施するがん遺伝子パネル検査と
米国ガーダント社が実施する
リキッドバイオプシー(血液のみ)に
よる
最新のがん遺伝子解析技術を
活用しています。
99%
46%
9%
11%
47%
76%
引用論文; Hayashi H, Nishihara H et.al, Cancer Science; 111(10): 3926-3937, 2020
※現在、諸事情によりプレシジョン検査は実施しておりません。予めご了承ください。
検体提出から結果までの期間 |
4週間~6週間 |
検体提出から結果までの期間 |
6週間~8週間 |
検体提出から結果までの期間 |
2週間~3週間 |
※現在、諸事情によりプレシジョン検査は実施しておりません。予めご了承ください。
がんゲノム医療に必要ながん遺伝子解析サービスを提供 病理医と連携し、一貫した精度管理が可能です
西原先生の、現在の取り組みを教えてください。
西原先生私はもともと病理医をしており、基本的にはがんの病理診断がメインです。がんができる原因、浸潤転移のメカニズム研究やがんの新しい治療法・診断法の開発など基礎研究がベースでした。ただ、ここ数年はゲノム診断に特化して仕事をしておりまして、個別化医療ができるシステムをつくるのが今の目標です。個別化医療に関心を持つようになったきっかけは何ですか?
西原先生個別化医療への関心は、病理の仕事をやりながらもずっと持っていました。7~8年前に免疫染色による個別化診断にも取り組み始めたのですが、ひとつの遺伝子を調べるだけでも膨大な時間がかかり、臨床で使うのは難しいと感じていました。転機が訪れたのは4~5年前。一緒に仕事をさせていただいていた病院で、次世代シークエンサーを購入する機会に恵まれたのです。それまで数週間かけて1つの遺伝子を解析していたものが、わずか数日で100~200もの遺伝子解析が可能になり、私の中で大きなパラダイムシフトが起こりました。その頃は世の中でもちょうど遺伝子を調べて個別化診断をするという方向性が示された時期だったので、その時から本格的にゲノム解析による個別化医療に取り組み始めました。「がん遺伝子検査(PleSSision検査)」とは、どのような検査ですか。
西原先生がん遺伝子検査(PleSSision検査)」とはPathologists edited, Mitsubishi Space Software supervised clinical sequence system for personalized medicineの略語で、がん患者さんの腫瘍から採取した遺伝子を調べ、患者さん一人一人の遺伝子異常に合わせた治療法を提供するための遺伝子パネル検査です。従来の抗がん剤治療では、がんを発症した臓器別の抗がん剤を処方してきました。しかし近年、たとえ同じ臓器のがんでも、患者さんごとに原因となる遺伝子異常には違いがあり、それによって効果的な薬も異なることが分かったのです。 当検査では次世代シークエンサーを用いて160の遺伝子を解析し、がんの原因となったドライバー遺伝子を特定します。それによって患者さんのがんに合った治療薬の情報を遺伝子レベルで提供することが可能になるのです。どのような方が検査を受診していますか。
西原先生これまで200名以上の方が受診されましたが、うち80%は標準治療が終わった方です。がんの内訳としては大腸がん、すい臓がんの方が圧倒的に多く、次に乳がんや胃がんの方。その他多種多様ながん患者さんが受診されていますが、白血病や悪性リンパ腫など血液系のがんに関しては有効な治療法を提示できる可能性が低いため、基本的には固形がんへの有効性が高い検査になります。現在のがん治療、
または従来のがん治療にお悩みの方へ
検査内容・外来予約に
関するお問い合わせは
お気軽にお問合せください
※「保険診療で使えない薬剤」または「他のがんや病気では保険診療で使えるが、あなたのがんでは使えない薬剤」を指します。 がん遺伝子検査外来は、がんの治療・診断に関するセカンドオピニオン外来とは異なります。 診断内容や治療方針について、専門医の意見や判断を希望される場合には、別途、セカンドオピニオン外来にお申し込みください。
西原 広史
にしはら ひろし青木 貴徳
あおき たかのり現在のがん治療、
または従来のがん治療にお悩みの方へ
検査内容・外来予約に
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お気軽にお問合せください
検査名 | 検査対象 遺伝子数 | 検査費用 | 診察料 |
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プレシジョン検査 ※現在、諸事情によりプレシジョン検査は実施しておりません。予めご了承ください。 |
160 | がん遺伝子検査料 495,000円 | 初診料 6,204円 再診料 1,606円 |
検体追加解析料 312,400円 (検体が2つ以上ある場合) | |||
■検査中止の場合
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プレシジョン検査 エクソーム | 2万 | がん遺伝子検査料 935,000円 | 初診料 6,204円 再診料 1,606円 |
検体追加解析料 432,300円 (検体が2つ以上ある場合) | |||
■検査中止の場合
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ガーダント360 (融合遺伝子含) | 83 | リキッドバイオプシー検査 660,000円 | 初診料 6,204円 再診料 1,606円 |
2回目以降 495,000円 | |||
プレシジョン検査 エクソーム + ガーダント360 | 2万 + 83 | 同時に2つの検査を受診の場合
1,750,760円 |
初診料 6,204円 再診料 1,606円 |
がん遺伝子検査相談 | 1時間程度 | 相談料 33,000円 | 初診料 6,204円 再診料 1,606円 |
結果説明 | 15分程度 | 再診料のみ | 再診料 1,606円 |