診療内容
◆ 外傷・・・・・骨折、脱臼、捻挫などの診察と治療。
◆ 関節疾患・・・変形性関節症(膝関節の痛み、股関節の痛み)の治療。手術を必要とする場合は関節鏡下手術、人工関節置換術ともに身体への侵襲の少ない手術を実施しています。
◆ 骨粗鬆症・・・骨折や寝たきりの発生に関係し、早期診断・早期治療で骨折の予防につなげていきます。
整形外科からのお知らせ
骨密度検査(骨密度測定)
骨密度とは、一定の体積あたりの骨量のことをいいます。一般的には、骨量は20~30代をピークに減少していき、骨密度も同様に20代でピークを迎えた後は低下していく傾向にあります。骨量の減少は生理的なものですが、20~30%減少すると骨折しやすい状態となり、この状態を「骨そしょう症」といいます。骨粗しょう症は、自覚症状が無く知らないうちに進行することがほとんどです。背中や腰の骨などは、気付かないうちに折れてしまっている場合もあります(いつの間にか骨折)。女性は、ホルモンバランスが変化する閉経後、骨量が減少しやすいと言われており、骨粗しょう症になってしまう方の割合が多くなると言われております。
以下に該当する方は検査をおすすめいたします。
ご希望の方は医師にご相談ください。
- 背中や腰が痛む、重く感じる
- 身長が低くなった
- 背中や腰が曲がってきた
- 閉経後の女性
- 体格が細身
- 家族に骨粗しょう症と診断された人がいる
- 糖尿病、胃や腸の手術を受けたことがある
- 若いころから月経が不順だった
- タバコをよく吸う
- お酒はたくさん飲む
- 運動や身体を動かすことが少ない

- 役職
- 整形外科部長
- 経歴
- 札幌医科大学医学部卒:平成8年(1996年)
- 資格
- 日本整形外科学会専門医
- 専門領域
- 外傷全般、骨粗鬆症、人工関節置換

- 役職
- 整形外科部長
- 経歴
- 昭和大学医学部卒:平成7年(1995年)
- 専門領域
- 関節外科(特に股関節)、骨粗鬆症、低侵襲手術、人工関節置換、関節鏡下手術

- 非常勤医師
- 所属病院 手稲渓仁会病院
- 担当診療科
- 整形外科
手首など狭い部位の治療も行っています。
手の痛みは膝や腰に比べ後回しにしがちなため、来院した時には悪化しているケースが見られます。
兆候があれば早めの受診をお勧めします。
人工股関節手術は低侵襲な術式を導入しています。
人工股関節置換術は患者さんにとって自然な姿勢でいられる手術体位の方が負担軽減につながり、術後の回復が早く、2週間ほどで退院できるケースもあります。
骨粗鬆症の診断、治療を行っています。
骨粗鬆症のほとんどは自覚症状がありません。骨量の減少が進む前に早期の治療が効果的です。
当院では、「骨粗鬆症の治療と予防ガイドライン」推奨の全身型骨密度測定装置で検査を実施しています。
手術によっては実施するタイミングも重要となるので関節内視鏡手術も含め、患者様の負担軽減に努めてまいります。