2025年4月1日から、当院の回復期リハビリテーション病棟は、療養病棟56床を変更し、これまでの47床と合わせて103床体制となります。これまで以上に諸医療機関と密に連携していくため、地域医療連携室を地域医療連携センターに改組し、元北海道大学病院看護部長の佐藤ひとみを副センター長として迎え、医師、看護師、社会福祉士が一体となり患者支援に取り組んでまいります。
当院は札幌市を中心に急性期医療から地域包括ケア、回復期リハビリを提供し、在宅復帰を支援するシームレスな医療を提供しております。急性期病棟では内科、消化器外科、整形外科を中心とする急性期治療を行っております。地域包括ケア病棟、回復期リハビリ病棟では、他院からご紹介をいただいた急性期治療後の患者様や、当院の急性期治療に引き続いて回復を目指したリハビリテーションを行っております。また、在宅療養中の方のレスパイト入院、地域の医療機関や施設のニーズに応じた医療・検査の提供、健康診断等、地域住民の医療ニーズに応えております。職員は、プロ意識に基づく医療とサービスの提供を行い、患者満足への挑戦を怠らないことを方針としております。
当センターはこの方針のもと、患者様・ご家族様が望まれる生活を実現するため、他医療機関や施設、在宅ケアを調整することを役割としております。
医療法人社団 静和会 静和記念病院
病院長
地域医療連携センター
センター長 神山 俊哉
ごあいさつ
この度、副センター長に就任いたしました佐藤ひとみでございます。
当院はこのたび回復期リハビリ病床を103床に増床し、患者様の回復に向けたリハビリテーション機能を強化いたします。これまで以上に地域の医療機関や福祉施設、在宅療養担当医療機関と相互の連携を深める所存でございます。また札幌市全域を中心に、連携する医療機関を拡大するとともに、密接な連携を心がけてまいります。
当センターは、患者様・ご家族様への退院支援機能をさらに強化してまいります。
私たち当センター職員は、患者様・ご家族様が安心して入院治療を受け、望まれる生活を実現できるよう、入院時から退院後を見すえて支援いたします。このため、おひとりの患者様に看護師1名と医療ソーシャルワーカー1名の計2名が担当いたします。入院中は、患者様・ご家族様のご希望と患者様の状態に応じて、退院後の生活の場を相談し、適切な医療機関や生活の場を準備するお手伝いをいたします。看護師は主に今後の生活における医療や生活支援の必要性について患者様・ご家族様とご相談します。社会福祉士資格を持った医療ソーシャルワーカーは、社会資源に関する豊かな知識と人脈を通じて適切な選択ができる情報提供と意思決定を支援いたします。看護師と医療ソーシャルワーカーそれぞれの専門性を活かすことで、よりご満足をいただけるサービスの提供を目指します。
地域医療連携センター
副センター長 佐藤 ひとみ
基本方針 |
患者様・ご家族様や他医療機関・施設訪問看護ステーション等に喜ばれ選ばれる存在になるよう、スピーディで丁寧な対応を心がけます。 |
目標 |
1. 地域に貢献できるよう、地域の医療機関や施設との連携をはかります。 2. スピーディで丁寧な対応により選ばれる存在となることを実現します。 3. 患者様・ご家族様の意思を尊重した調整・連携を行います。 4. 患者様・ご家族様が望まれる生活を実現できるよう、自己決定に必要な情報を提供いたします。 |
業務のご案内 |
1. 入院調整(前方支援) 2. 退院調整(後方支援) 3. 検査予約 4. 医療・福祉資源についてのご相談 5. 行政等外部機関との連携 |
一般急性期病棟 | 48床 |
地域包括ケア病棟 | 44床 |
回復期リハビリ病棟(2病棟) | 103床 |
一般急性期病棟では、主に内科、消化器外科、整形外科の急性期治療を行っております。
地域包括ケア病棟は、急性期の治療を終えた方が在宅復帰するまでのリハビリテーション期間の方や、在宅療養中のレスパイト目的の方、地域のクリニックや介護施設から治療を要する方をお引き受けしております。
回復期リハビリ病棟は、脳血管疾患や骨折、肺炎後の廃用等の一定の疾患に対して、在宅復帰を目指したリハビリを行うための病床です。
当院は透析室を備えており、透析治療中の患者様をお引き受けすることができます。
患者様やご家族様からの医療・介護に関するお悩みについて、いつでもご相談に応じられるよう、社会福祉士資格を持った医療ソーシャルワーカー(MSW)や看護師がおります。ご相談の内容に応じて多職種と連携を図り、皆様が適切なサービスを利用できるよう一緒に考え、支援させていただきます。
どこに相談したらいいかなどお困りの時にはお近くの職員へお声掛けください。
- 入院費の心配がある
- 入院すると家族の面倒をみる者がいない
- 治療について不安がある
- 何か利用できる制度や手当について相談したい
- 福祉制度について聞きたい
- 誰に相談したらいいかわからない、等々
- カンファレンスを週1回開催し、取り組みの評価をしています。
- 相談への対応・報告体制をマニュアル化し、職員に遵守させています。
- 支援に対する実施を記録しています。
- 定期的に支援体制の見直しを行っています。
- 秘密は厳守いたします。
相談対応時間 | 平日 9:00~16:30 |
連絡先 |
TEL 011-738-7051(直通) FAX 011-738-7081(直通) |
場所 |
1F 地域医療連携センター(入院中の患者様はご希望に応じお部屋までお伺いします) |
所属スタッフ |
副センター長:佐藤 ひとみ(看護師) 社会福祉士:山田 昌広、成田 裕紀、山岸 亮太、古田 雄大、中野 愛華 看護師:丸山 久美子、森田 友見、伊藤 千奈美、二本木 一貴 |