栄養科では、入院患者様の症状や栄養状態に合わせた食事を提供する事で、疾病の早期回復・合併症の予防を図り、診療部門の1つとして栄養面からサポートしています。
また、平成18年からチーム医療の一環として栄養サポートチームを立ち上げ、入院・外来・在宅の患者様を対象とした個別栄養指導や、チーム医療活動など他職種との連携により、患者様の栄養管理に取り組んでいます。
また、日本静脈経腸栄養学会よりNST稼働施設の認定も受けております。
栄養科は、入院患者様の栄養状態を把握し、必要な栄養量、食べられる量に合わせて調理形態(ひと口大、きざみ、ミキサーなど)、味付け(塩分制限など)、治療に必要な栄養素の制限(脂肪制限やタンパク制限など)に対応したお食事を提供しています。
栄養面を考慮するのはもちろんのことですが、それだけでなく入院生活の中で食事を楽しみにしていただけるように心掛けています。
定期的な委員会の開催や嗜好調査を実施し、その結果をもとに"満足して食べて頂ける食事の提供"を調理担当者とともに試行錯誤しております。
アジフライ |
中華おこわ |
油淋鶏((ユー リン チー) |
温冷を保った配膳車で各病棟に運搬されています。温冷配膳車のおかげで、病室でも温かい食事、冷たい食事を食べることが出来るのです。
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行い、常に清潔を保つように努力しています。
調理室 |
洗浄室 |
NSTは栄養サポートチームのことです。
医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・言語聴覚士などさまざまな職種が専門の知識と技術を持ち寄り、患者さんの適切な栄養管理を行う医療チームです。
栄養状態が悪いと...
- 免疫力が低下して感染症の発症や悪化がみられる
- けがや傷が治りにくい
- 手術後の合併症を起こしやすくなる
- 褥瘡(床ずれ)になりやすくなる
|