ご自宅(施設なども含む)から当院までの無料送迎サービスを行なっています。ご希望の方は、お気軽にご相談ください。
■ 概要
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■ 無料送迎サービス
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高齢化とともに通院困難な透析患者様が全国的に増加し"透析難民"と呼ばれています。 静和記念病院では、入院を必要とする透析患者様が長期に安心して治療を受けられる透析施設を目指して、2022年12月開設致しました。現在は、手術、骨折等の治療などの急性期の治療を終え、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるためのリハビリテーションが必要な患者さん、入院治療により症状が改善された後に、もう少し加療が必要な患者さんなど「リハビリ入院をしながら透析治療を受けたい方」を中心に受け入れています。病院の3・4階が入院病床になっています。病棟の医師・透析スタッフ・病棟看護師と情報を共有し、透析患者様のケアに携っており安心して入院生活を送っていただけます。また、外来透析も2024年10月から開始し、ご自宅(施設なども含む)から当院までの無料送迎サービスを行なっています。ご希望の方は、お気軽にご相談ください。一般的に透析の患者様は週3回透析を受ける事になります。 |
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肝硬変や癌などによってたまった腹水(または胸水)をバッグに取り出し、その後、濾過器を用いて細菌や癌細胞等を除去した後、濃縮器で除水を行い、アルブミン等の有用な物質を濃縮して再び体内に戻す治療法です。 ★ 入院で対応しています。2週間に1回の目途です。
![]() 旭化成メディカル株式会社 ホームページより引用 |
当院の透析は、院内の2階にあり、透析用コンソールは10台から構成されています。明るくゆったりとした清潔な環境で治療を受けていただけます。 透析室では入院患者様の血液透析を行っています。 必要に応じてOn-line HDFやI-HDFも可能です。 開始グループは、月・水・金の週3日実施しています。 透析患者様の全身状態評価のため定期的な採血、胸部レントゲン、心電図に加え、シャントエコー、心エコー、頚部エコー、腹部エコー、胸腹部CT、下肢血管エコー、胃カメラ、大腸カメラなどを実施しています。 また術後の入院も可能です。 明るい透析室で落ち着いて透析を受けられます。 |
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快適な環境で安全性の高い透析治療とチーム医療
東レメディカル社製TR-3300Sを導入し、従来の血液透析(HD)、血液透析濾過(HDF)に加えて On-line HDFやIHDFに対応することができ、患者様個々にあった透析を提供することが可能です。
透析液作成、送水ライン、各種微粒子阻止フィルタ、コスモフレックス配管等など、最新装置導入。
透析機器やベッドは余裕をもって配置。 空調設備で快適室温。個々のベッドに液晶テレビを完備。
臨床工学技士・看護師・理学療法士・作業療法士・診療放射線技師・臨床検査技師・薬剤師・管理栄養士、更には医療事務や医療ソーシャルワーカーを加えた「チーム」として入院透析患者様のケアを目指しております。 |
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HD(血液透析)とは、Hemodialysisの略です。
腎臓の働きが10%以下になると、血液のろ過が十分に行えず水分や老廃物のコントロールが出来なくなってしまいます。血液透析では、血液を体外に取り出し、ダイアライザーと呼ばれる透析器(人工腎臓)に通すことによって、血液を浄化します。
体内に蓄積した老廃物の排泄、 血液中のNa(ナトリウム)・K(カリウム)・Ca(カルシウム)といった電解質と 酸性・アルカリ性のバランスの維持、体液量の調節を代行し、血液を浄化します。きれいになった血液は、再び体内に戻されます。
当院では、血液透析よりも更に身体にやさしい透析、オンラインHDF(on-line HDF)も行っております。オンラインHDF(on-line HDF)とは、血液透析に濾過を加えた治療法です。厳重な透析液の水質管理を行うことにより多くの濾過をかけ、より多くの老廃物を取り除く事ができる治療法です。