リハビリテーション科

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リハビリテーション科では、"自分らしい生活を取り戻すために" 発症早期から積極的なリハビリテーションを行っています。患者様とご家族様の想いに寄り添い、個別性を重視したリハビリテーションの目標を立案、実践します。

    リハビリテーション科の特徴
    ①早期からのリハビリテーションを提供します。

    廃用症候群(筋萎縮、関節拘縮、褥瘡など)を予防しADL(日常生活動作)向上と社会復帰(在宅復帰)を図るため、できるだけ早期から積極的なリハビリテーションを提供し、自分らしい生活を取り戻すためのお手伝いをします。

    ②個性を重視したリハビリテーションの目標を立案します。

    医師、看護師、社会福祉士、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが定期的にカンファレンスを行い、患者様一人一人に合った目標や治療プログラムを立案します。在宅復帰を目標とする患者様には必要に応じて介護指導や家屋訪問を行い、住宅改修及び福祉用具の相談、介護サービスなどの情報提供を行います。

    ③患者様に喜んで頂けるようなリハビリテーションサービスを提供いたします。

    患者様、ご家族様の想いに寄り添い、一人一人に合ったプログラムを提供いたします。また、スタッフ全員が常にプロ意識を持ち研鑽を重ね最高の治療プログラムを創造いたします。

    ④地域の方と共に障害予防、健康増進に努めます。

    講演会を通して転倒・認知・ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の予防をお手伝いさせて頂きます。

    ⑤外来リハビリテーションにて生活をフォローいたします。

    退院された患者様は、回復状況や環境をチェックしながら生活の質の向上を目的に外来(医療保険)や通所・訪問(介護保険)でのリハビリテーションを継続します。

    施設基準
    脳血管疾患リハビリテーション料Ⅰ
    廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
    運動器疾患リハビリテーション料Ⅰ
    呼吸器疾患リハビリテーション料Ⅰ
    がん患者リハビリテーション

    スタッフ構成
    理学療法士 56名

    鍼灸マッサージ師 

    2名

    作業療法士 14名 運転手  1名
    言語聴覚士 07名 助手  1名

    合計 81名 平均年齢 30歳 

    20~30代前半のスタッフが多く活躍しています。

    ※2024年11月1日現在

    当院におけるリハビリテーション
    医療保健
    発症早期からのリハビリテーション(急性期)
    回復期リハビリテーション
    維持期リハビリテーション
    外来リハビリテーション

    介護保健

    短時間型通所リハビリテーション

    訪問リハビリテーション

    部門紹介
    理学療法

    整形外科や呼吸器疾患、肺炎後、外科の術後、脳卒中等、様々な疾患を対象にリハビリテーションを行っております。早期離床を目標に、受傷・発症早期より、起き上がり・立ち上がり・歩行の獲得を促し、早期の自宅(施設)退院や職場復帰を目指します。

    〈リハビリ内容〉
    関節可動域の拡大、筋力増強、痛みの軽減など、運動機能に直接働きかけ、起き上がり、立ち上がり、歩行など動作の能力向上を目的に運動療法を行います。

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    作業療法

    日常生活に必要な動作の獲得、社会に適応するための能力の回復を目指します。また退院後の生活をイメージしながら自宅復帰、施設復帰に向けてのプログラムを組み、家屋改修の提案、福祉用具の提案を行います。

     〈リハビリ内容〉
    食事やトイレ、入浴などの日常生活に欠かせない動作の獲得を目指します。退院後の生活をイメージ しながらトレーニングを行い、必要があれば家屋改修や福祉用具等の情報提供も行います。
    認知機能に対しては、運動と計算やしりとりといった脳を使う認知課題を同時に行う二重課題を実施しております。
    指や手首等の整形外科疾患に対しては超音波やホットパックなどの物理療法を行っております。

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    言語聴覚療法

    コミュニケーション障害や摂食に障害のある方の言語、聴覚、摂食、嚥下(えんげ)機能の向上を目的とした治療プログラムを提供します。

     〈リハビリ内容〉
    様々な病気(脳血管障害、頭部外傷など)によるコミュニケーション障害(失語症、構音障害)・高次脳機能障害(記憶力や判断力)・飲み込みの問題点などに対して、より良い状態になることを目指し、個別で対応を行っています。

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    介護部門(短時間型通所リハビリテーション・訪問リハビリテーション)
    短時間型 通所リハビリテーション

    院内で短時間型(1~2時間程度)のリハビリテーションを行っています。介護認定(要支援・要介護)を受けられている方であればご利用いただけます。最も適した個別リハビリテーションを提供します。

     〈リハビリ内容〉
    リハビリテーション科の専門スタッフがご利用者様お一人お一人の身体状況や運動機能、またご自宅の生活状況を考慮し、その方に最も適した個別リハビリテーションを中心とするプログラムを提供させて頂きます。

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    訪問リハビリテーション

    通院が困難な方でも、介護認定(要支援・要介護)を受けられている方であればリハビリテーションをご利用いただけます。

    住み慣れた場所での動作練習や自宅環境の整備、定期的な評価などを行います。

    〈リハビリ内容〉
    リハビリテーション科の専門スタッフがご利用者様の心身機能・生活状況を考慮し、そのご利用者様に最も適したリハビリテーションプログラムを提供させて頂きます。また、コミュニケーション障害や飲み込みに障害のある方は、言語聴覚士による言語療法、嚥下療法、栄養指導を行っております。

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    回復期リハビリテーション病棟
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    回復期リハビリテーション病棟とは、脳血管障害、大腿骨骨折などの患者さまや肺炎後の廃用性症候群の患者さまに対して、身体機能・日常生活動作(ADL)の向上、寝たきりの防止、家庭復帰を目標として集中的なリハビリテーションを行う病棟です。

    地域活動

    当院リハビリテーション科では「腰・膝・肩などの痛み」「転倒」「認知症」「オーラルフレイル」の予防に向けた取り組みとして様々な講演活動を行っております。
    院内にもリーフレットを設置し、患者様の健康増進へも積極的に取り組んでいます。

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    リハビリテーション室の紹介

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    言語聴覚療法室/高次脳機能訓練室IMG_2988トリ.jpg 歩行訓練廊下rh3.jpeg
    各種資格・認定
    認定機関 資格等名称 人数
    一般社会法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士 1名
    公益社団法人 日本理学療法士協会 運動器認定理学療法士 1名
    3学会合同呼吸療法認定士認定委員会 3学会合同呼吸療法認定士 3名

    リーフレット

    2024.10月 

    「お口の老化を予防 オーラルフレイル ガイドブック」


    オーラルフレイル

    2024.03月 

    「綺麗な姿勢をいつまでも 立ってできる運動 ガイドブック」


    立ってできる運動

    2023.11月 

    「知って得する!運動不足を自宅で解消!ガイドブック」


    運動不足を自宅で解消!

    2023.11月 

    「知って得する!肩関節周囲炎ガイドブック」


    肩関節周囲炎

    2023.01月

    「知って得する!腰痛予防ガイドブック」


    腰痛予防

    2022.10月 

    「知って得する!転倒予防ガイドブック」


    転倒防止